






日本各地を歩いた道で出逢った人、風景が、静謐なイメージという足跡になって昇華されていくかのような前作『道の記』以来、約9年ぶり3作目となる染谷學氏の写真集です。
2015年、染谷氏はちょうど50歳になったのを機に、25年続けてきたフリーカメラマンをやめ、年に数回の旅とともに自分の時間のための写真を撮り始めました。
「人の目や、場所のいわく等を考えないで、自分が心惹かれた小さな感覚を信じて、旅先の自分のこころの風景と割り切って、ただそれだけを集めてみようと思う。」と染谷氏は話します。
「1回5日くらいの旅で20本くらい撮って、よさそうなのが2枚。年に4回くらいしか旅に出られないので、年に8枚。3年撮れば24枚なので、展示が出来る。と思っています」
そうした制作方法で2015年に発表された「艪(ろ)」、2018年に発表された「ほうたれ」、そして2021年に発表された「六の舟」を編集し生まれた今写真集。35mmカメラによって、目の前を通り過ぎてゆく小さな事柄を捉えた今作品では、写真の前後の時間まで強く感じさせたり、劇的な瞬間ではないがゆえに何度も繰り返し見たくなる写真集になっています。
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■ 商品仕様
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出版社:蒼穹舍
発行年:2022
サイズ: 縦255×横255mm
ページ:65ページ、掲載点数45点
重さ:650g
製本:ハードカバー上製本
装幀:加藤勝也
言語:英語・日本語
コンディション:新刊・サイン入り
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■ 商品の店頭 購入 / 受け取りも可能です
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ギャラリー・ソラリス(大阪・心斎橋)店頭での購入 / 受取りも可能です。
火〜日 11:00-19:00 ※月曜休廊・不定休
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