ファインダーを覗きピントを合わせたり、アングルや構図を決め、シャッターを押す。そこにはどうしてそこにピントを合わせたのか、どうしてその構図にしたのか、いわゆる撮影意図があるものです。
松本はそのような主観的な撮影に対する演出をあえて排除するため、ライカMDaというファインダーのないフイルムカメラに、自分の視野に最も近いと感じられる28mmのレンズを付け、大阪の街を徘徊し、ノーファインダーでシャッターを切ります。
そうやって撮影をしていると、ただ無意識下でシャッターを下ろしたという事実だけがあとに残り、より本能的に大阪の街を撮影できると感じたと言います。
展覧会名「大阪184(06)」は、市外局番の前に「184」を付けて発信すると自分の電話番号を相手に通知しないようにすることができる、いわゆる「非通知設定」を意味しており、あくまで匿名の人間となり、大阪を撮影していることから題されました。
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■ 松本拓海 略歴
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1992年生まれ、大阪府出身。
2014年、ビジュアルアーツ専門学校 放送・映画学科卒業。同年より、映画館シネ・ヌーヴォにて映写技師として働き始め、2021年退職。
2022年 個展「大阪184(06)」(ギャラリー・ソラリス)
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■ 商品仕様
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発行年:2022
印刷:しまうまプリント
サイズ:28×21cm
ページ:表紙+モノクロ144P
重さ:530g
製本:くるみ製本
コンディション:新刊
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■ 商品の店頭 購入 / 受け取りも可能です
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ギャラリー・ソラリス(大阪・心斎橋)店頭での購入 / 受取りも可能です。
火〜日 11:00-19:00 ※月曜休廊・不定休
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詳しくはメール ([email protected])、またはお電話(0662518108)にてお問い合わせください。
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