日本全国を旅しながら、風景の中に人間の痕跡が入り混じるさまに視線を向け続けてきた菊地一郎氏が、36歳の時に刊行した2冊目の写真集です。モノクロの中判フィルムで撮影された日本各地の郊外の風景は、開発によって人工物と自然物が入り乱れ、非日常的な光景として立ち上がってきます。
テキスト『日常の裂け目から見える「偽景」のまなざし 齋藤一夫』を収録。
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■ 菊地一郎 略歴
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1971年 宮城県生まれ
1989年 大阪芸術大学写真学科入学
1993年 同校同学科卒業
1998年~ 栃木県宇都宮市在住
・個展
1993年 「裏側・・・陽のあたらない世界」銀座ガーディアンガーデン
1995年 「裏側・・・陽のあたらない世界Ⅱ」新宿コニカプラザ
1996年 「裏側・・・陽のあたらない世界Ⅱ」大阪コスモギャラリー
1997年 「私的空間」ニコンサロン(新宿・大阪)
2002年 「記憶の穴」東京写真文化館・大阪千スペース
2005年 「記号景」ニコンサロン(銀座・大阪)
2007年 「偽景」ニコンサロン(新宿・大阪)
2012年 「標景」ニコンサロン(銀座・大阪)
2014年 「標景Ⅱ」ニコンサロン(銀座・大阪)
2021年 「造景記号」ギャラリー蒼穹舎(新宿御苑前)
2022年 「違和の視線」ギャラリー蒼穹舎(新宿御苑前)
2022年 「違和の視線」ギャラリーソラリス(大阪)
・出版
2002年 「memory holes-記憶の穴」ピエ・ブックス刊
2007年 「偽景 1998-2006」冬青社刊
2014年 「標景 2008-2014」冬青社刊
2022年 「違和の視線」蒼穹舎刊
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■ 仕様
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発行:冬青社
著者:菊地一郎
装幀:橋本はじめ
AD:杉山幸次
発行者:高橋国博
印刷・製本:凸版印刷
発行年:2006
サイズ:230 x 210 mm
ページ:85ページ / 掲載点数 75点
重さ:530g
製本:ハードカバー
言語:日本語
コンディション:新刊、サイン入り
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■ 商品の店頭 購入 / 受け取りも可能です
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ギャラリー・ソラリス(大阪・心斎橋)店頭での購入 / 受取りも可能です。
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